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153歳のビショップ。まだまだサクなしでいけるはず!


by sifutoup

少し未来のお話・・・・

皆様、明けましておめでとうございます!!

去年はお世話になりました!!

今年もよろしくお願いしちゃったりします!!



※これはノンフィクションなお話です。そして今後50年の間には実現するお話です。

いまの遺伝子治療技術は遺伝子でかかる病気の予知ができるところまできています。

アメリカでは乳がんを予知する技術を開発した企業があります。

1回の料金は2500ドルと少し高いですが癌がわかるとなれば安いです。

家系図から癌にかかりやすい家系というものがあり、その情報から本人の遺伝子サンプルと比較し、一致する場合は癌にかかる可能性があるということです。

その確立は50%とかかるかどうか断定はできないですが予防はできます。

近い将来はほとんどの病気が遺伝子解析により予防ができるといわれています。

さらには胎児の段階から診断してその子がかかる病気もわかります。

事例:ある夫婦の最初の子供は4ヶ月で亡くなってしまいました。

原因は筋ジストロフィーという筋肉を動かす遺伝子が異常をきたし、心臓を動かすことができない病気です。遺伝子配列の塩基のT・C・Gの一塊が連続することが、筋ジストロフィーを引き起こすと解明しています。

父親はその配列が16連続で配置されていました。これは問題ありません。

しかし母親の配列には326連続にも上って配列されていたのです。

子供の遺伝子にいたっては1027連続も配列されていたのです。

それが原因となり筋ジストロフィーを持った子供が生まれてきてたのです。

その夫婦は2人目の子供を作るときに着床前診断を受けました。

まず母親と父親から11対の精子と卵子を採取します。

そしてそれぞれを受精させ、受精3週間後に診断します。

結果は10個を診断したうち5個が正常な遺伝子配列をもつ遺伝子でした。

その正常な遺伝子を持った受精卵を母親の子宮内に着床させたのです。

このように遺伝子を利用した治療法もあるのです。

ここで話は変わります。

あなたは自分の子供を生むとき希望はありますか?

もしそれが適うとしたらどうしますか?

女の子がほしい、髪は黒がいい、目は大きいのがいい、などなど・・・

このような事は受精卵の段階の遺伝子配列を変えることで適うのです。

さらには性格や病気にかかる遺伝子を変え病気にかからない体を持たせることもできます。

このような子供を「デザイナーベビー」といいます。

名前通り子供をデザインするのです。

望んだとおりの子供が生まれてくるのです。

確かに健康で頭もよく、さらに容姿も完璧です。

しかしその行為は工業製品をデザインすることとなんら変わりありません。

子供を作るという行為が製品を作ると同じになるのです。

そんなつもりは無くてもそういうことなのです。

アニメでガンダムSEEDがありますね。

ナチュラルとコーディネーターの戦争、それが現実に起こりうるのです。

授業の最後に言った先生の一言:「心の発達が追いつかないうちに科学技術ができてしまった」

確かにその通りですね。これは技術者倫理の根本です。

さてその事をふまえてもう一回質問です。

あなたはデザイナーベビー、賛成ですか?反対ですか?
by sifutoup | 2006-01-06 18:44 | 豆知識